カウワイ研修レポート

ハワイ諸島の中で最も古い島“カウアイ島”。別名“ガーデンアイランド”とも呼ばれる緑豊かで自然の宝庫のようなこの島に幸いにも再び訪れる機会を得た私は、このカウアイ島で保育園、幼稚園、小学校を見学させてもらうことになりました。

■訪問日程と学校名（下記名称をクリックすれば各サイトが見れますよ）
・Mar/3/2003, 'Child Care Center'(in Kaua'i Community College)
・Mar/5/2003, 'KING KAUMUALI'I Elementary School'

※ 詳しいカウアイ島の情報ならカウアイ観光局

# kaua'i report1 チャイルド・ケア・センター

# kaua'i report2 キング・カウムアリイ・エレメンタリ・スクール

わたしが感じたこと

どちらの学校もそれぞれの確固たる基本理念に基づいて方針が定められていて、細かいルールまですべて明確に定義されいました。そしてそれらすべてを文書で公開し、外国にいる私たちでも今はインターネットで見ることができます。現場の教室でも分単位で時間配分されていましたし、公共のルールも厳しく指導していました。

教師は良い意味で絶対的な存在であり、先生は“Mrs.～”，“Ms.～”と敬称をつけて呼ばれていました。何か問題が起こったり先生の言うことを聞かない生徒とは、何が原因なのか、どうしてそうなるのか、今後どうしたらいいのかを一対一で対等に話し合っていました。

先生は生徒たちに尊敬され、先生たちも生徒の年齢に関わりなく一人の人間として応対している姿を目にし、互いに尊重し合う様子がとても印象深く残ってます。

アメリカ社会では幼いころから自立心を養い、自己責任とは何なのかという教育がされているようです。

イメージ私自身の経験では（もちろん学校によると思いますが）中学に入るとクラス制ではなく基本科目以外は自分で選択して、その授業が行われている教室へ移動するというシステムでした。そのせいかあまり公共のルールやモラルについて指導を受けた覚えはないですし、校則がうるさかった記憶もありません。

だからこそ、なおのこと幼児、小学生時期に厳しいのかも知れませんね。

短い時間ではありましたが、どちらの学校でも訪問をこころよく受け入れてもらい多くのことを学ぶことができました。今回の研修旅行にご協力いただいた皆さまに深く感謝いたします。
　今回の旅行は今後のわたしとポリハレにとって、大きな自信とたくさんのスパイスになることでしょう。Mahalo!!

2005 © ポリハレ